今年一番の災難

※卓球とは一切関係のない話ですので興味のない方はスルーお願いします。

 

 

人生すでに折り返して数年の私が、ここまで強烈な災難久しぶり的なやつにあったので、ぜひ豆知識的な感じで知っておかれてはどうでしょうか?なお話です。

 題に「今年一番の災難」と、まだ今年が3ヶ月も残っているのに今年一番って決めてもうてええのかよって感じですが、絶対今年一番になります。キッパリ

 

 

その災難は令和元年7月8日の朝、目覚めとともにスタートしました。

 

腕と足がかゆい。しかも強烈なかゆみ。大きさが直径2センチ~4センチで赤くて腫れあがった虫さされのようなものが腕と足に数か所。。

 

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私の人生経験上、

 ①蚊ではない。(かゆさのレベルで判断しました。)

 ②ノミではない。(子供のころからネコと生活してるのでノミにかまれる経験はかなりあります。)

 ③じんましんではない(じんましんはもっと大きくて全身に出ます。)

 

ダニ?

マダニ??

マダニに咬まれると感染症を引き起こして死に至る・・

え。マダニなら死ぬの?

 

こわすぎて皮膚科へ行きました。

 

私「虫さされでしょうか?マダニじゃないですよね?」

 

医者「・・・・何やろ。」

医者「塗り薬と飲み薬だしとくから。」

 

医者やのにわからんのか・・

 

とりあえず塗り薬と飲み薬で治すことに。

 

 

塗り薬一日に何回も塗る。飲み薬もきっちり飲む。

 

次の日目覚めると数か所増えてる。

 

塗り薬一日にもっともっと塗る。飲み薬の種類増やされる。

 

次の日目覚めると数か所増えてる。

 

 

治るどころか日々増え続ける・・。

 

 

ダニかな?

ドラッグストアでダニ退治アイテムを購入し、シュッシュしまくる。

 

効果なし。

 

ダニなら、布団をなんとかすれば!

ダニは高温で死滅する!

よし!布団乾燥機を買うぞ!

早速布団乾燥機を買い、くそ暑い中1日かけて布団乾燥機で布団を熱してみました。

 

効果なし。

 

温度が足りんかったんやろか。。

よし!コインランドリーの大型の高熱のやつで1時間ぐるんぐるんにまわせば死滅するやろ!

早速コインランドリーでぐるんぐるん。

 

効果なし。

 

もったいないけど、マットレスと上布団下布団全部買い替えや!

これなら完璧や!

 

効果なし。

 

 

腕と足がどんどん醜くなる。。かゆさで寝れない。。

もう出来ることはすべてした。。

私は死ぬまでこのまま原因不明のかゆさに悩み続けるんやろか。。

心身ともに疲れ果てるとはこのことやな。。

 

 

 

8月12日 深夜2時過ぎ 

 

ついに私は原因を知ることになりました。

 

なんかまたかゆいな・・

目が完全に覚めて立ち上がり部屋の電気をつけました。

 

 

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ん?布団に何かおる。

虫??

 

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虫や!!!!

体長7ミリほど。黒っぽい茶色。けっこう素早い動き。

布団の上にまあまあな数。

かなり気持ち悪かったけど、とにかくやっつけねば。

ティッシュでおさえたけど、とても「カタイ」。。

ティッシュごしに爪で

「ブチッ!!!!」

音とともに、

血がブシュッ!!!!

 

その虫からブシュッと飛び散る大量の赤い血を見て、私の推測は確信へと変わりました。

 

「私の血や!!!!」

 

「お前らやったんか!!!1ヶ月以上も私を悩ませ心身ともにズタボロにしたのは!!!一匹残らず駆逐してやる。」

と、深夜2時過ぎに一人ごとを言いながらたった一人で虫と戦いました。

 

途中、「あかん。全部殺したらあかん。何の虫か調べなあかんから全部つぶしたらあかん。」と、捕獲してみました。

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写真をとって、フェイスブックにのせてみました。

これ何虫かわかりますか?マダニでしょうか?

と。

投稿と同時に、同じ大阪の卓球クラブチームちゅ~ずでいの八田さんが代表をしている害虫駆除の会社「ベクトル」のゴキブリ駆除の投稿がタイムラインにあがってきました。

 

イムリーすぎる投稿。

 

害虫駆除専門の八田さんならご存知かと思い聞いてみました。

 

八田さん「それはトコジラミ南京虫)です。」

 

トコジラミの説明

トコジラミは、「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれ、かつては都市の住宅密集地域で一般的な虫でした。その後、殺虫剤の普及とともに1970年代には激減しましたが、近年、再びトコジラミの被害が増加しています。トコジラミと呼ばれていますが、シラミ目ではなくカメムシ目に属します。体長5~8mmの茶褐色で空腹時は扁平な体をしています。卵や幼虫は白く粘着性があります。成虫は吸血しなくとも1年以上生き、雌雄に関わらず幼虫から成虫まですべて吸血します。吸血すると濃血色になり、丸く膨れ上がります。夜寝ている時に吸血されることが多く、吸血後はすばやく潜伏場所に戻るため、トコジラミの存在に気が付かないことがあります。また、人以外に犬や猫などにも吸血します。扁平な体をしているため、家具やカーペット、床や壁の継ぎ目、たたみのへり、ブラインドやカーテンのほか衣類や鞄、コンセントプレートの中、書籍などあらゆる隙間に潜り込むことができます。また、就寝中に吸血することが多いため、ベッド周りに生息していることが最も多いと言われていますが、昼間でも吸血することがあります。トコジラミは物に付着したり、産卵したりして生息場所を拡大します。例えば、トコジラミが生息している部屋で、ベッドやソファーに長時間座った時に衣類へ入り込まれたり、鞄をカーペットに置いた時に卵を産卵されたりするなど人の使用する様々な物を介して生息場所を拡大します。特に卵や生まれたばかりの幼虫は付着しやすく、付着していることに気付きにくいため、注意が必要です。トコジラミは吸血している間、血液の凝固を防ぐため唾液を注入します。この唾液がアレルギー反応を引き起こし、激しいかゆみや発赤等に襲われます。症状には個人差がありますが、かゆみが激しい場合は十分な睡眠がとれなかったり、皮膚をかきむしることにより皮膚障害を起こすなど生活に支障をきたす恐れがあります。トコジラミは一旦繁殖すると防除が困難となり、多大な労力や費用がかかることとなります。また、生息場所をどんどん拡大していきますので、家族のほか親戚や友人等親しい人に被害が拡大することも考えられます。トコジラミは、現在一般的に販売されている殺虫剤に抵抗性を示すと言われており、効果が低い可能性があります。また、卵には効果がありません。

 

害虫駆除業者も駆除作業をいやがる(卵など自分の家に持ち帰ってしまう可能性があるので)トコジラミ

八田さんはすぐに見に来てくれました。まずは現状確認。押し入れの上のすみっこ、畳と壁のすきまに隠れていたトコジラミを発見。柱にはトコジラミのフンが。トコジラミのフンはコロコロしてなくて、墨汁でチョンってしたようなシミのようなものです。昼間はすみっこに隠れていて、夜電気を消して暗くなると人の血を吸いに出てくるそうです。

後日駆除作業をしに来てくれることになりました。「バルサンとか市販のは使わずに待ってて。それやっても死なんから。もっと奥のすみっこに行くだけでよけいにやっかいになるから。」との事で、プロの駆除を待ちました。

当日八田さんらは防毒マスクのようなものをして、全身を包み込む青い作業着みたいなのを着ていました。

プシューって薬剤を散布しはじめました。ものすごいけむりで隣の部屋にいてるのも無理なので私は家を出て待ちました。

ものすごい過酷な仕事やな。。

作業が終わりました。

八田さん「薬剤で目のまわりがあついわ~。まあこれで大丈夫やわ。成虫も卵も全部死んだはず!」

駆除代はお友達価格にしてくれました。

マットレス、上布団下布団、掃除機、カーテン、すべて捨ててまた新しいものを購入。

 

 

心身ともにズタボロにされ、病院、ダニ退治アイテム、布団乾燥機、コインランドリー、マットレス(2回)、上布団下布団(2回)、掃除機、カーテン、駆除、めちゃくちゃお金使いました。

 

 

私のような虫さされかな?みたいなのが腕や足にできたり、なにこの虫?って虫の姿を見たりした時の参考になればいいなと思い書きました。近年海外からの観光客の増加に伴い、殺虫剤の効かないスーパートコジラミが日本で発見される件数が増えてきているそうです。

 

 

とても憎くて心身ともにズタボロにしてやりたいやつがいる場合・・

そいつの家にこっそりトコジラミちゃんを一匹・・

 

 

 

みなさんお気を付けくださいませ(^^)